2011年 11月 08日
◆出荷準備 ・作業場にも、機械倉庫にも、袋に収納する時間がなく畑に広げたままの芋も、至る所、芋だらけ。 ****************************** ・死を肯んじる話、【シルヴェスト・ボナールの罪】の一節に、たまたまこんな話が載っていた。「ゲーテの思想に従ってついに死を 肯んじた高齢の一同僚を、この日マルヌ墓地まで送っていった。実際、大ゲーテは生命力が世の常ならず旺盛な人で、人間は 死のうと思ったときでなければ死なない、すなわち最後の崩壊に抵抗するエネルギー、全体が生命そのものを形成しているすべて のエネルギーが潰滅されたときでなければ死ぬものではないと信じていた」 ・現在の日本の社会で「死のうと思った時」に自ら死を選べる人は、果たしてどれだけいるだろうか?自ら死を肯んじ得る人生こそ 最高の生ではないか、あるいは生を謳歌する至上の幸せではないかと、僕は夢想するけれど。それには自ら死を肯んじ得るだけの 知力・体力・精神力を保持し続けることが不可欠だが...。 ・食事療法と運動療法、その意義と有用性、【糖尿病診療マスター】(2011.11)は「糖尿病の治療」を特集している。僕は論文を 読んでないけれど、食事療法と運動療法の「意義と有用性」について、それぞれ糖尿病専門医がPros&Consを書いている。大方の 代表的意見を概観できる。 ・食事療法については、 Pros ・現在行われている食事療法は実績もあり,有用な治療法である. ・現在推奨されている三大栄養素の配分は,妥当なものである. ・高度の低炭水化物食は,肝や筋肉のグリコーゲンが減少し,低血糖を起こしやすく,持続運動能力が低下する.低炭水化物食と 低脂肪食のメタアナリシスの研究では,1年以上では差を認めないとするものが多い. Cons ・食事療法には十分のエビデンスがない. ・低炭水化物食は,体重減少などの効果が早くみられ,有効な治療法である. ・運動療法については Pros ・運動療法は主要な病態の一つであるインスリン抵抗性の改善をはかることで,過度なインスリン分泌や投薬量を抑えることができる. ・有酸素運動によるインスリン抵抗性の改善機構は,インスリンシグナル系の各種蛋白量の増大や活性化能の増加に由来する. ・無酸素運動は筋肉量を増やすことで,生体全体としてインスリン感受性の上昇をもたらす.したがって,有酸素運動のみで効果が 十分得られない場合は,力みを伴わないレジスタンス運動の併用も考慮に値する. Cons ・高血糖(空腹時250mg/dL以上)や重篤な合併症を有する場合,運動療法によって血糖コントロールのみならず合併症が一層 悪化することがある. ・筋力トレーニングの際,思わず力んで行うと心血管系疾患の誘発や眼底出血を招くことがある. ・体調が異なる時に運動を行うと種々の事故に遭遇することがある.
by agsanissi
| 2011-11-08 17:55
| 日々雑纂
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