2006年 03月 21日
宮部みゆきの「弧宿の人」の冒頭に、海に白波が立つ様を「ウサギが飛ぶ」と言い表わす という話が出てくる。設定は、江戸時代の「丸海藩」ということになっているが、実際には 四国丸亀藩を舞台にした話だ。 この「ウサギが飛ぶ」という表現を、今日、土地の漁師がそのまま使っているのを聞いて 面白く聞いた。方言かと思っていたが、はたして漁師言葉なのか? 低気圧が発達して日本海から千島沖に進み、今朝の3時には956pHにまで下がった。 昨日の朝から猛烈な北西風が吹き荒れ、時折、吹き止むかと思えば、新たな勢いで吹き 返し、夕刻まで強い風が続いた。 昨日からワカメ漁が始まる予定だったが、この風で漁は休みになり、暇を余した漁師が 山に来てひとしきり喋っていったが、そのとき沖でしきりに「ウサギが飛んでいる」と話して いた。 北西風では、浜は凪いでいるが、沖合いを見ると白波が立って、確かに云われてみれば 「ウサギが飛んでいる」風情だ。
by agsanissi
| 2006-03-21 20:55
| 気象/季節メモ
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