2007年 06月 06日
13.5/20.5度、日照1.9時間、日の出前は晴、その後次第に雲が増える。 8時前には全天雲に覆われ、雷も。予報では「沿岸部は夜には雨」だったが、 9時過ぎには早くも雷雨。その後、繰り返し強い俄雨。 岩手県全域に朝から雷注意報、昼過ぎ沿岸部に「大雨洪水雷注意報」夕刻解除。 西1の培土を、8時前に終わらせる。培土前と培土後の比較。 芋は培土の山の中心にあり、培土によって茎葉はほとんど損傷を受けず、そのまま 立っている。これは申し分のない状態の出来。 実際には、中々、こうはいかない。培土の良し悪しを決める条件は、 1.まず播種間隔が正確であること 播種機は二列縦列で、一列目と二列目、三列目と四列目の畝間間隔は自動的に決まる。 二列目と三列目の畝間間隔はトラクターの走行技術で決まる。蛇行して走れば、それに 応じて狭まったり広まったりする。蛇行せずに75センチ間隔で走行できれば申し分なし。 培土機は三列縦列。二列目と三列目の畝間間隔が狭すぎると三列目の茎葉が土を被る し、逆に広すぎると三列目の培土が台状になって雑草が生えやすく雨水がたまる可能性 がある、収穫のときに芋がこぼれやすい等々、適正が一番よいが広すぎるより、やや狭め が良い。 2.畝間の真ん中を正確に走行すること 3.培土機の左右の高さバランスや水平角度が適切なこと 4.培土の時期、芋の草丈や土壌の水分・硬さ加減 但し、培土の時期は六月の一二週で、梅雨入り直前に相当し、最適時期を選んで実施 出来るのはむしろ例外。天候条件によっては早すぎたり、遅すぎたり。早すぎれば、雑草 が出やすく、遅すぎれば芋の茎葉を傷める。 これは出来の悪い例。播種自体が蛇行して 見えるが、土の被り具合で茎葉の倒れる向き によって蛇行が強調して見えるだけで、実際 にはこんなに蛇行して播種されているわけで はない。 それにしても、この畑は土を被る列が多く見え る。これは二日三日で回復するから、実際に はほとんど問題はないが、斜面に対して直角 に走行しているため、畝間間隔が不安定に なりやすいのか。 莢インゲンをテスト播種(予定では五日播種)。 これは普及所の依頼で栽培テストのための播種、5月15日の第一回播種についで第二回目。 第一回目の播種は、700株程度の播種に対して、現在残っているものが17株程度。 ほぼ全滅、実際に何株が出芽して、何株が出芽後のダメージを受けたのか未確認。 出芽前に虫害を受けているもの、出芽後に鳥害を受けたものが多いことは事実だが、出芽率 は一割以下、その原因が何か、(虫害が主なものかどうか)今のところ不明。 第二回目は、種子にノマートを粉衣して、更に播種穴にダイシストン粒剤を入れて播種。 これだけで播種意欲そのものを殺がれること甚だし。 ちなみに播種間隔は、70センチ畝間で10センチ1粒播きと15センチ2粒播き。元肥は窒素分 で4キロ/反程度。
by agsanissi
| 2007-06-06 22:38
| ジャガイモ
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